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Herbert-von-Karajan-Platz 11
5020 Salzburg
2025年4月12日~21日
ザルツブルク復活祭音楽祭は、1967年にヘルベルト・フォン・カラヤンにより創設されました。
ザルツブルクの復活祭音楽祭は、1967年にヘルベルト・フォン・カラヤンにより、夏に行われているザルツブルク音楽祭の追加企画として創設され、短時間で高級感のある芸術的に珠玉のフェスティバルとして定着していきました。創設時のヘルベルト・フォン・カラヤンの基礎理念は、ザルツブルクでの音楽祭思想の発展でしたが、復活祭音楽祭は夏のザルツブルク音楽祭の一部としてではなく、独自の個性を発揮することができました。これは、一流の演出家、優秀な演奏家、贅沢なオペラ作品によってのみ成功したのです。
音楽祭は毎年、棕櫚の日曜日の前日の土曜日から始まり、イースターマンデーまで続きます。芸術監督は2023年よりニコラウス・バッハラーが務めており、毎年異なる最高峰のオーケストラとその首席指揮者をザルツブルクに招聘し、ザルツァッハ川のほとりで各々の個性的なサウンドを楽しむことが出来るようにしています。
ザルツブルク復活祭音楽祭2024はイタリアへと誘います。首席指揮者サー・アントニオ・パッパーノとローマに本拠地のあるサンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団が、アミルカレ・ポンキエッリの上演機会の少ないオペラ「ラ・ジョコンダ」を新演出で上演します。主演はアンナ・ネトレプコとヨナス・カウフマンが務めます。
またプログラムには、イタリア人やイタリア人以外の作曲家の視点からイタリアに目を向けるオーケストラのコンサートとしてジュゼッペ・ヴェルディ作「レクイエム」、そして二夜の歌曲の夕べも予定されています。さらに2023年に新しく創設されたダンスと電子音楽部門も継続されます。国際的に名声の高いDJマックス・クーパーがイタリアのサウンドを電子音楽のビートと融合させます。